「モアナと伝説の海」で主人公モアナと一緒に冒険をする相棒のマウイ。
マウイは人間に捨てられたところを神々が助けてくれて半人半神になりました。
でも、そもそもなぜ人間に捨てられたのかは謎のままだったんです。
そこでこの記事ではマウイが人間に捨てられた理由を考察しました。
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目次
モアナと伝説の海|マウイはなぜ捨てられた?理由は?
「モアナと伝説の海」でマウイが捨てられた理由は、低出生体重児で生まれたためだと考えられます。
理由は以下の2点です。
- マウイのモデルであるポリネシア神話のマウイは低出生体重児で生まれたために母のタランガに捨てられた
- マウイのセリフ「親は俺を一目見てこんな子はいらない、そう思ったんだろうな」より、見た目で判断されたと考えられる
重要なのはポリネシア神話のマウイについてです。
様々な島で語り継がれているため諸説ありますが、流産した子だった、または低出生体重児で生まれたなどの理由で捨てられたとされています。
ちなみに、低出生体重で生まれたのは、父が不老不死の呪文をかけたのが失敗したためと言われています。
ポリネシア神話のマウイは、母のタランガが自分の髪に包んで海に捨てたそうです。
ディズニーのマウイの背中には、髪の長い女性が子どもを海に捨てるタトゥーが刻まれています。
この髪の長い女性はタランガを表現しているのではないかと感じました。
なかなかヘビーな理由だった…
「モアナと伝説の海」の中で、マウイが親に捨てられた理由は明かされていません。
ポリネシアをリサーチして作られた作品のため、神話が関係していることは確実です。
しかし、あまりにもセンシティブな理由なので流石にディズニー映画では触れられませんね。
モアナと伝説の海|マウイが変身できない理由は?
変身できない理由
- 釣り針に依存しているから
- トラウマを抱えているから
- 久しぶりに使うから
釣り針に依存しているから
「モアナと伝説の海」において、マウイが釣り針を取り返した後も変身できなくなっていたのは、マウイの力が釣り針に依存しているからです。
釣り針はマウイの魔法の源であり、マウイの力を象徴しています。
しかし、物語の中でマウイは自己のアイデンティティや力の本質について学び、最終的には自分自身の内面の強さや能力を再発見することが重要なテーマとなっています。
トラウマを抱えているから
マウイが釣り針を持っていても変身できないのは、マウイが過去のトラウマや自信の喪失に苦しんでいるためです。
過去のトラウマが原因でうまく変身できないのかとモアナも聞いていましたよね。
物語を通じて、マウイは仲間との絆や自己受容を通じて再び力を取り戻すことになります。
この成長の過程が、マウイのキャラクターアークの中心となっています。
久しぶりに使うから
シンプルに1000年間釣り針を使っていなかったためとも考えられます。
体が鈍っているのもありますし、1000年間1人で考える時間がたっぷりあったので、過去のトラウマ、自信の喪失など精神的な影響が大きくなったのだと感じました。
モアナと伝説の海|マウイのタトゥーの意味は?
「モアナと伝説の海」において、マウイのタトゥーはマウイの人生や冒険を象徴しています。
タトゥーはマウイの過去の功績や経験を描いたもので、それぞれの模様や絵は特定の出来事や重要な人物を示しています。
例えば
- ミニマウイ(マウイの本心)
- 空を高く押し上げた(左胸)
- 火を盗んだ(腹)
- 太陽をつかまえた(右胸)
- 風を飼い慣らした(右肩)
- 島を引き上げた(左肩)
- タマトア(左腰)
などですね。
ちなみに、マウイのタトゥーは自然に出てくるので彫っているわけではありません。
モアナと離れる時も自然とモアナがタトゥーに刻まれたよね!
また、マウイはタトゥーを通じて、自分ストーリーを視覚的に伝える役割を果たしています。
ポリネシア神話のマウイの伝説を『俺のおかげさ』という歌とタトゥーのイラストでわかりやすく伝えてくれています。
まとめ
- マウイが人間に捨てられた理由は低出生体重児だったためと考えられる
- タトゥーの意味はマウイの人生や冒険について
- ストーリーをわかりやすく伝える役割もある
調べれば調べるほど、ディズニーはポリネシア文化を深く研究されたのだとわかって驚きました。
細部まで考え込まれてるなんて、さすがディズニー!
何度も見返したくなりますね。