注文住宅の費用の中でも1番気になるのがオプション。
どれを選ぶかによって総額が大きく変わってきますよね。
高すぎて断念したオプションも…
でも、すべてを高すぎって思ったわけではなく、採用して良かったなと思うオプションもたくさんありました。
そこでこの記事では、我が家が採用したおすすめのオプションを紹介します。
値引きができるのかや、少しでも安くするためのポイントもお伝えしますね!
目次
注文住宅のオプションは高すぎ?
オプションが高すぎるかどうかは、オプションの内容と自分にとっての価値によって変わります。
正直、注文住宅のオプションは高すぎると思うものもたくさんありました。
オプションってことは、メーカーが大量発注できる標準とは違って高くなりがちです。
実際に我が家が検討したオプションをお伝えします。
高すぎると感じたケース
1つ目に高すぎると感じたのは脱衣所の収納です。
営業担当
脱衣所に収納を増やすため、縦190cm×横30cmの棚をつけてはどうでしょう。
オプションの費用は85,000円です
横30cmって結構小さめの棚なのに、8万円超えは高すぎると思って不採用。
ネットで縦190cm×横60cmの棚を69,000円で買いました。
金額は16,000円しか変わりませんが、サイズや機能などを踏まえると、安くていいものを買えたので良かったです。
2つ目に高すぎると感じたのは魚焼きグリルの削除です。
営業担当
魚焼きグリルをなくすためには、コンロごと交換しないといけない為、費用は150,000円です。
使わないから削減できると思ったのに、まさかプラスになるなんて…費用がかかるのなら不要です!
1年住んで1回も魚焼きグリルを使ってないんですが、使わないものに15万円もかけなくて良かったです。
自分にとって優先度の低いオプションはどれも高すぎるなぁと感じてしまいます。
妥当だと感じたケース
妥当だと感じたのは玄関ドアの鍵のグレードアップです。
営業担当
標準仕様だと、玄関ドアの鍵は鍵穴に差し込むタイプです。
ピタットキー(ドアに鍵が触れると開く)は33,000円。
ポケットキー(近くにあるだけで開く)は50,000円。
かばんから鍵を探したり、手荷物が多いときに鍵を開けることがなくなるなら50,000円は安いと思って採用しました。
私がオプションを決める時に感じたこととポイントはこちらです。
オプションを決めるポイント
- 自分にとっての価値によって、オプションが高すぎると感じるかが変わった
- 費用対効果を考えることで、オプションを採用すべきか決めやすくなる
どれを採用してどれを断念するかめちゃくちゃ悩みましたが、あれこれ考えたことで後悔の少ない選択ができたかなって思います!
注文住宅のオプション、我が家の採用一覧
我が家が採用したオプションの一覧はこちらです。
オプション | 費用 |
---|---|
キッチン変更 | 約20万円 |
キッチン背面収納追加 | 約19万円 |
食洗機サイズ変更 | 約17万円 |
キッチン水栓変更 | 約8万円 |
玄関窓追加 | 約5万円 |
洗面台サイズ変更 | 約5万円 |
玄関ドアポケットキー | 約5万円 |
深基礎工事など、地盤調査の後に絶対必要になったオプションは省いています。
我が家の内装のオプションは合計で100万円を超えませんでした!
100万円以内とは言え、オプション費用が嵩みすぎて外構業者を別で頼むことになったんですが…
それでも住友不動産は標準仕様のレベルが高かったので、絶対つけたいオプションが少なくて助かりました!
例えば、
- 間取りの作成
- 1階トイレはアラウーノ
- お風呂は全面アクセントパネル
- ミラブル、浴室乾燥機、ウルブロ
- キッチンのワークトップはセラミック
など全て標準仕様です!
中でもオプション費用がかからなくて嬉しかったのは間取りの作成。
何度でも書き直してくれますし、間取りの縛りがなくて、打ち合わせで営業担当がさらっと書いてくれてびっくりしました。
間取りの作成を何度もやり直すと先へ進めないので、早く固めることをおすすめします!
壁紙は一部、標準じゃないものから選んだけど費用はかからず。
こんなことなら標準じゃない壁紙からもっと選べば良かったと後悔。
何がオプションで何が標準かをしっかり聞いておくことが重要ですね。
注文住宅のオプションおすすめ3選
オプションをあまり採用しなかった我が家ですが、中でもおすすめのオプションを紹介します!
玄関ドアポケットキー
玄関ドアポケットキーについては、もれなく全員におすすめしたいオプションです。
住み始めて1年経った今でも、つけて良かったなぁと毎日思っています。
お出かけ中に子どもが寝ちゃっても抱っこしながら簡単に鍵を開けることができますし、「鍵どこいった!?」ってかばんをガサガサすることもなくなりました。
ポケットキーのデメリットは、近くにあれば開け閉めできるので、玄関に鍵を置いておくとかはできないところです。
でも、実際に使っているとかばんに入れっぱなしにしておけるので特にデメリットだとは感じませんでした。
つけない意味はない!と言っても過言ではないくらいです!
ポケットキー2個とピタットキー3個もらえました。
キッチン変更
キッチンはLDKの顔だと思っているので、気に入ったキッチンを選びたかったんです。
オリジナルキッチンのデザインが好みだったというのが、住友不動産に決めたポイントでもあります!
デザインと機能の両方をランクアップしたので、総額で63万円分のオプションを採用しました。
キッチン関連のオプション
- キッチン水栓
- 前面収納
- 背面収納
- 食洗機
キッチン水栓(約8万円)
標準仕様の水栓はおしゃれだけど、掃除が大変そうだったし浄水機能が付いていなかったので変更しました。
布巾で拭くだけでもきれいを保てるので、めちゃくちゃおすすめです。
センサータイプではないのですが、電池が切れたり出て欲しくないタイミングで出るのが嫌で、あえてセンサーじゃない水栓にしました。
前面収納(約20万円)
リビングに収納を置きたくなかったので前面収納を追加しました。
前面収納のために20万円は高すぎ!?って思ったのですが、おかげで棚を買わずに済んだし、天板のセラミックを分厚くできたのでオプションをつけて良かったです。
LDKには、テレビ周りにしか棚は置いていないので見た目もスッキリしました。
前面収納には文房具や子どものおもちゃ、私の漫画などリビング関連のものを入れています。
背面収納(約18万円)
背面収納を、カップボードではなく扉タイプにしました。
中が散らかっていたり食器や家電に統一感がなくてもぱっと見きれいを保てます。
人が来ても扉を閉めるだけで、片付けしなくて済むのはとても楽です。
食洗機(約17万円)
食洗機はパナソニックの浅型が標準仕様だったので深型に変更しました。
家事の中でも食器洗いが最も嫌いなので、とにかく楽できる食洗機が良かったんです。
メーカーはパナソニック希望だったので変更なし。
洗浄力は実家のリンナイとほぼ変わらないので、メーカーはそこまでこだわらなくていいのかな?と思います。
食洗機を海外メーカーにすると費用が跳ね上がるし、海外メーカーだとお茶碗などを入れにくいという口コミを見たのでパナソニックにして良かったです。
浅型から深型に変えたことでフライパンや炊飯器も全て食洗機任せなので、食器洗いのストレスがほぼなくなりました。
1週間に2〜3回しかスポンジを使わないです!
17万円で食器洗いをほぼ0にできたので、ほんとに採用して良かった。
洗面台サイズ変更
洗面台は標準仕様が90cmだったので、120cmに変更しました。
5万円弱で大きくできるならと思って採用!
2ボウルにしたら排水溝の掃除が倍になるのが嫌で、横幅だけ広くしました。
120cm1ボウルの使用感は、2人で歯磨きするのには狭いけど、2人で化粧水つけるのは余裕です。
子どもと横並びで一緒に手を洗うこともできます。
洗面台も住友不動産オリジナルのものを選びました。
注文住宅のオプションは値引きできる?
私の場合、オプション単体での値引きはできませんでした。
オプションを少しでも安くするには、契約前にできるだけ多くのオプションをつけておくことです。
契約前につけていたオプションを契約後に減らすことで、合計額から減額してくれたんです!
我が家の場合は、契約段階で入っていた和室造作工事11万円のオプションをやめたことで、総額から11万円減額してくれました。
他にも窓をやめたり、勝手口をやめたり、契約後にやめたものは総額から引いてくれましたよ!
その分、後から追加したいと思ったオプションの費用に回せたので良かったです。
絶対欲しい機能を契約前に決めておくことで、オプションによる大幅な増額をせずに済みました!
工務店によって標準仕様が変わるので、何が標準で何がオプションかを知っておくのも重要だと感じます。
私たちは一条工務店の工場見学にまで行ったのですが、住友不動産の標準仕様の方が好みだったので、住友不動産で建てることにしました。
オーバーした分は、外構工事を節約したり、家具を新しく買わずに持っていくことで全体的にコストダウンできますよ!
まとめ
- 注文住宅のオプションは高すぎると感じるものもあった
- オプションの費用が内容に見合っているかが採用と不採用を決めるポイント
- 玄関ポケットキーは1番おすすめのオプション
- オプションを値引きするなら契約の前!
契約した時からどんどん値段が上がっていくと不安になりますよね。
私たちも「最終の金額が知りたいです!」と何度も言いました。
高すぎると思ったら不採用、少し高いけど価値があると思ったら採用というのを考えながら、どのオプションをつけるかを考えました。
この記事が、納得のいくオプション選びの参考になれば幸いです。