オリンピックなど色んな国が出場する大会で、国名を略して表現する国名コード。
スペインのESPってどっからきてるの?
確かに…普通に考えたらSPAとかSPNとかになりそうだよね。
この記事では、スペインがなぜESPと評価されるのかを調査しました。
スペインがESPと表記されるのはなぜ?
スペインがESPと表記される理由は、スペイン語での国名がEspañaだからです。
2文字で表記される時はESですし、3文字で表記される時はESPです。
スペイン語での国名「España」の頭の文字を取っているということだったんですね。
スペインの表記(国名コード)が英語じゃない理由
スペインの表記(国名コード)は、なぜ英語ではなくスペイン語なのか不明です。
本来なら英語のSpainからとってSPAになりそうですが、自国語のEspañaからとってESPになっています。
理由は不明ですが、スペインのように自国語で表記される国もあります。
例
- アイスランド
英語:ICELAND
アイスランド語:Ísland
表記:ISL
- ドイツ
英語:GERMANY
ドイツ語:Deutschland
表記:DEU
他の国に関しても、自国の言語を使う国と英語を使う国が混在しています。
多言語を利用している国は英語で統一されていることが多いです。
また、日本・中国・大韓民国など、ラテン文字(アルファベット)を使用しない国も英語で統一されています。
決めた当時の国の権力や関係性とか関係してるのかな?
色んなパターンが混在してるから謎だね。
国の表記(国名コード)の決め方を調査
国の表記(国名コード)は、ISO(国際標準化機構)が定めています。
ISO(国際標準化機構)とは…
スイス・ジュネーヴに本部を置く[3]、スイス民法による非営利法人である。1947年2月23日に設立された。国際的な標準である国際規格 (IS : international standard / norme internationale) を策定している。
国際連合経済社会理事会に総合協議資格 (general consultative status / statut consultatif général) を有する機関に認定された最初の組織の1つである。
引用:Wikipedia
国のコードは、
- アルファベット2文字表記
- アルファベット3文字表記
- 数字3桁表記
の3パターンあります。
アルファベットは1974年から数字は1981年から定められているので、50年も前に決まっていたんですね。
物資や情報の交換の時など、広く利用されており、スポーツ以外の場面でも使われているようです。
ちなみに、国際オリンピック委員会(IOC)のIOCコードとは異なる国は多くあります。
スペインはESPで同じなんですが、ドイツは英語のGERなんです!
ますます謎ですが、公の機関がわかりやすくするために定めたとしかわかりませんでした。
まとめ
スペインがESPと表記される理由について
- EspañaのESPからきている
- 他にも自国の言語を使用する国はある
- 貿易関係とスポーツ関係で表記が異なる国もある
- 自国の言語を使用している理由は謎
とわかりました。
国同士の関係性も重要なのかもしれませんね。
自国の言語がどれだけ認知度が高いかなども関わってきそうです。
ただ、スペイン以外にも自国の言語を使用している国があるとわかり、少しスッキリしました。
今後は国名コードにも注目してみたいと思います!