2023年7月に住友不動産の注文住宅を建てたありひです。
私は、インテリアコーディネーターがいるにも関わらず、自分で照明の計画をしました。
その結果、プロに暗いと言われるし、実際住んでみると想像以上に採光がなくてびっくり!
リビングが暗いと気持ちも落ち込んじゃいますよね…
電気を追加したくなかったので、どうにか明るくすることは出来ないか考え、今では暗いと感じなくなりました。
この記事では、照明が暗いことをプラスに感じられるよう意識している工夫をお伝えします。
目次
注文住宅の照明計画でプロに暗いと言われた
注文住宅の中で私が担当した1つは照明の計画です。
今までシーリングライトしか使ったことなかったんですが、ダウンライトにすると決めていました。
ダウンライトの方が掃除の手間が少なくて楽そう。
見た目がすっきりしているからダウンライトの方がいいよね。
電球交換の度に工事が必要だと聞きましたが、LEDは電球交換のタイミングも少ないので気にしませんでした。
ダウンライトにすることは2人で決め、数・場所・色などの詳細は私が決めました。
インテリアコーディネーターがいるのでプロが提案してくれるのですがなんだかスッキリせず…
始めにプロに提案された照明の計画はこちらです。
一つの部屋にこんなにたくさん照明をつける感覚がなくて驚きました。
ダウンライトは複数設置というイメージはありましたが、あまりにも多すぎると思って減らしました。
照明を合計で6個減らして色を指定した私の照明の計画はこちらです。
テレビ上に電球色を2つ設置することと、キッチンの手元は昼白色にする事を提案しました。
このまま進めようとなっていたんですが、最終確定の前、プロに暗いのではないかと言われたんです。
住んでみないとわからないけど住んでからでは遅いので、もう少し照明を足してはどうかと提案されました。
こんなにたくさん設置していたら充分明るいのでは?
照明は少ない方がいろんな面で節約できそう。
家づくりの段階では照明の数で金額は変わらなかったのですが、
- 日々の電気代
- 電球交換をするときの費用
などは照明の数で結構変わるんじゃないかな?と思いました。
提案を受けて、最終的な照明の計画はこちらです。
3個だけ増やすことにして、最初にプロに提案された数と私が提案した数の間になりました。
実際住んでみて正直暗いと感じることはあります。
今までシーリングライトを使っていたので、初めはダウンライトの暗い雰囲気に慣れませんでした。
温白色のダウンライトを選んだのですが、オレンジっぽい色合いで落ち着いた雰囲気になっています。
しかし、色々工夫する中で徐々に慣れて今では気にならなくなりました。
前向きに考えることで、自宅が会社みたいに白みのある明るさにならなくてよかったと思っています。
ちなみに、最近家を買った友人が遊びに来てくれたとき、ダウンライトの数が多くて驚いていました。
ダウンライトの種類や採光によっては数が多くても暗くなってしまうんだと学びました。
リビング照明が暗いと感じない為の工夫
リビング照明が少なくても、暗いと感じない為に意識していることはこちらです。
- 基本は人がいる箇所だけ点ける
- 日中の明るい時間は電気を消す
- できるだけカーテンを開ける
気持ち的な面も多いですが、私なりの工夫をお伝えします。
基本は人がいる箇所だけ点ける
我が家のLDKのは、リビング・ダイニング・キッチンがの照明がそれぞれ独立しています。
同じ部屋だけど、人がいる箇所だけ点けることが出来ます。
リビングにいるなら他の箇所は消すし、一人で料理をしているならキッチンだけ点けています。
節電にもなりますし、1箇所しか点けないことに慣れると全部付けたら明るくさえ感じるんです。
暗いと感じるかは人それぞれですが、慣れは大きいです。
携帯の画面も、10割の明るさから3割の明るさに減らしたら暗く感じますが、一度1番暗く設定してから3割の明るさに戻したら暗く感じませんよね。
暗いことに慣れていたら暗く感じなくなりますよ。
日中の明るい時間は電気を消す
日中はカーテンを開けて電気を消し、できるだけ自然光で過ごしています。
日中に文字や絵を書いていると、明るい照明の下よりも暗めの自然光の下の方が見えやすいんです。
太陽の光ってすごい!
自然光だけだと少し暗く感じるのですが、その分家族が揃う夜は電気を点けて明るくしています。
晴れている日中は自然光メイン、夜は照明メインと使い分けています。
さすがに雨や曇りの日は照明をつけないと暗すぎるので日中も照明点けてます。
家の雰囲気や気持ちは明るくする
リビングの暗さには慣れてきましたが、照明が少ないことで心配だったのは家の雰囲気がどんよりすることです。
照明が暗いリビングってなんだか運気が下がりそうですよね。
私は、家の雰囲気を明るくするために、日中はできるだけカーテンを開けて換気をしています。
1階も2階も開けられる窓は全て開けて空気の入れ替えです。
冬場は家族が寒いとブーブー言っていましたが…
とにかく、どんよりした雰囲気を作らないようにしました。
採光が少なくても、家の雰囲気や気持ちを入れ替えることができますよ。
運気が下がりそうとかは気持ちの問題ですが、リビングの明るさは家族の気持ちに関係していると感じます。
暗いと悩んでいるなら、採光が少ないとしてもカーテンを開けて換気するのがおすすめです。
注文住宅の照明での後悔ポイント
照明の計画を自分でしたけど、後悔しているポイントは3つです。
- 北側の家を甘くみてた
- スイッチを考えていなかった
- キッチン照明を考えすぎた
詳しくお伝えします。
北側の家を甘くみてた
一戸建てに住み始めて、1階への採光が想像以上にないことに驚きました。
南と東に隣接した一戸建てがあるので余計に入りにくくなっています。
以前住んでいた賃貸マンションは、最上階で日当たりも良かったんでカーテンを開けていれば電気を点けているか点けていないかわからないくらい明るかったんです。
南側に1番大きな窓を持ってきて、隣との間隔をあけて建てたのですが…
想像以上に日の光は入ってこなかったです。
スイッチを考えていなかった
私が1番こだわったポイントはテレビ上の照明です。
夜にテレビ上だけ点けて間接照明っぽくしたかったんです。
でも、リビングの照明と同じスイッチのため、テレビ上だけ点けることが出来なくなりました。
画像の緑の四角は繋がってるからバラバラで点けたり消したりできないんです。
どのスイッチがどの電気に繋がっているかを考えられてなかった…
子どもが寝た後に一人でテレビを見ることが多いんですが、リビングの電気を点けて見ています。
いつかテレビ周りに間接照明を設置したいと計画中です!
キッチン照明を考えすぎた
キッチンの照明は以下にしました。
箇所 | 色 | 個数 |
---|---|---|
ワークトップ | 昼白色 | 2個 |
廊下 | 電球色 | 3個 |
ワークトップの上を昼白色にしたのは、食材の状況などが見やすくなると感じたからです。
キッチン全体を昼白色にしてしまうと家の雰囲気が変わってしまいそうで廊下は電球色にしました。
1年住んでみた結果、廊下の電球色しかほとんど使っていません。
そもそも料理をそこまでしないので、キッチンにこだわる必要はなかったです。
ワークトップをペンダントライトにしてもよかったんですが、照明に埃がたまりそうでやめました。
ペンダントライトがあればLDK全体がおしゃれになっただろうなぁと思うのですが、こまめに掃除したくないんでやめってよかったです。
まとめ
- 照明が暗いが工夫で慣れることもできる
- 照明が暗く感じない為の工夫は3つ
- 照明計画での後悔ポイント3つ
照明の計画を失敗したら落ち込みますし、追加のハードルが高いですよね。
私なりに照明が暗いことに慣れるポイントは、もっと暗い状況に慣れておくことでした。
ただ、結局暗いと気持ちも落ちるので、自然光を少しでも入れたり換気をして気持ちを切り替えています。
この記事が、少しでも気持ちを明るくするきっかけになれば幸いです。