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吉野山桜の服装と靴は?登山の難易度やハイキングの歩き方まで!

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春の訪れとともに多くの人が訪れる奈良県の吉野山。

吉野山の桜は「一目千本」と称されるほどの美しさで知られ、日本有数の桜の名所です。

しかし、吉野山は標高が高く山道も多いため、適切な服装や靴の選び方が重要になります。

今回は吉野山の桜を楽しむための服装や靴、登山の難易度やハイキングの歩き方について詳しく解説します。

ありひ

もうすぐ春の季節!今年の桜もとっても楽しみ!

吉野山桜|服装は?

吉野山の桜は標高やその年の気候の変化によって開花時期が異なり、だいたい3月下旬から4月下旬にかけて見頃を迎えます。

この時期の吉野山の気温は日中で10~20℃ほどですが、朝晩は冷え込むことがあるため、服装選びがとても重要です。

基本の服装

山の天気は頻繁変わりやすく気温の変化も大きいため、重ね着(レイヤード)を意識し、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。

  • 長袖のシャツや薄手のフリースを選ぶ
  • インナーウェアも吸湿性や速乾性の高いものを選ぶ
  • アウターは防風・防寒対策のためのウィンドブレーカーや軽量ダウン
  • 防水機能のあるレインジャケットもOK
  • ストレッチ性のある動きやすいパンツを履く
  • 手袋などの小物で寒さ対策
  • 春の日差しは意外と強いため、紫外線対策として帽子やUVカットのサングラスなどがあると安心
  • 変化しやすい春の気温・山の天気などの変化に合わせた調整がすぐにできる服装

厚手のシャツやフリース素材の服を着て、インナーも吸湿性と速乾性の高い素材(化繊やウール)などを選ぶとよいでしょう。

4月初旬は朝や夕方、天候の良くない日などは特に冷え込むため、厚めの上着が必要になります。

ただ、日中は暖かくなることがありますので、気温に合わせて脱ぎ着しやすい服装がベストです。

ジーンズは動きにくいのでなるべく避けることをおすすめします!

吉野山桜|靴は何がベスト?

吉野山のハイキングコースや登山道は、舗装されている部分もありますが未舗装の道や坂道が多いため、適切な靴選びが重要です。

おすすめの靴

  • トレッキングシューズ
    中級者向けのコースや上級者向けのコースの山道をしっかり歩くなら滑りにくいトレッキングシューズが最適です。特に雨の日やぬかるんだ道では、グリップ力のある靴が必要になります。
  • ウォーキングシューズ
    初級者コース中心の軽めのハイキングを楽しみたい方には、クッション性があり長時間歩いても疲れにくいウォーキングシューズが適しています。
  • スニーカー(滑りにくいもの)
    市街地を中心に散策する場合はスニーカーでも問題ありません。ただし滑りやすい靴底のものは避け、しっかりと足をホールドできるものを選ぶべきしょう。

避けたほうがいい靴

  • ヒールのある靴(ハイヒール・ブーツなど)
    吉野山の山道や市街地などは道の舗装が悪いところもあり、高低差もあるところも多いです。ヒールやブーツなど高さのある履物は、足に負担もかかりやすく足場が不安定なため、転倒やケガの危険もありますのでやめておきましょう。
  • サンダル
    山道は足場周りの環境も悪く未舗装の道がほとんどです。底が平らなサンダルはとても滑りやすく、転倒やケガにつながるので危険です。また、素足がむきだしになるサンダルは山道の状況では枝や草で足を切ったり傷つけたりしてしまいますので控えるべきです。
  • 新品の靴
    新しい靴は履きなれてなく自分の足になじんでいないことも多いため、散策中に靴擦れを起こす原因になります。長い時間散策することを考えると、履き慣れた靴を使うのがいいでしょう。もし新しい靴を履くときは事前に何回か履いて慣らしておくのもおすすめします。
ありひ

散策やハイキングを楽しむためにもここが大事だね!

行く場所や自分に合った靴をしっかり選ぼうね!

つむ

吉野山桜|登山の難易度

吉野山の登山は初心者でも楽しめるコースが多いですが、難易度はコースによって異なります。

主に観光目的のハイキングルートと、本格的な登山ルートに分かれます。

下千本から中千本(初心者向け)

吉野山の麓からスタートし、比較的なだらかな道を歩くコースです。

舗装された道も多く観光客向けのルートになっています。桜を眺めながらゆったりと歩くことができ、登山初心者や家族連れにおすすめです。

  • 距離:約2km
  • 所要時間:約30~40分
  • 特徴:ゆるやかな坂道が続き、休憩スポットも多い

中千本から上千本(中級者向け)

標高が少し上がり傾斜のある坂道が増えてきます。

山道の途中には歴史的な建造物や寺社仏閣も多く点在しており、観光と登山を同時に楽しめます。途中の山道から見える景色は絶景で、特に桜の時期には多くの人が訪れます。

  • 距離:約3km
  • 所要時間:約1時間~1時間半
  • 特徴:やや急な坂道があり、ある程度の体力が必要になる。

上千本から奥千本(上級者向け)

最も標高が高く急な坂道や未舗装の山道を進むルートです。

山道を歩くためにしっかりした装備が必要で、体力に自信がある人向けです。奥千本に到着すると、人混みも少なく、静かに桜を楽しむことができます。

  • 距離:約4~5km
  • 所要時間:約2時間~2時間半
  • 特徴:急な坂や山道が続くため、登山の経験がある方向けになる。

吉野山桜|ハイキングの歩き方

吉野山のハイキングを楽しむためには、無理のないペースで歩くことが大切です。

吉野山の桜を楽しむために、歩き方のポイントを押さえておきましょう。

基本の歩き方

  • 最初から飛ばさずに、一定のペースでリズムよく歩くことが大切です。登り坂は無理をせず、1歩1歩ゆっくりと歩きましょう
  • 歩幅を小さめにして歩きましょう。坂道では重心をやや前にして歩くと疲れにくくなります。
  • 下り坂では歩きに勢いがつきやすく、負担がかかったり思わぬケガにつながりやすいです。足や膝に負担がかからないよう、勢いを抑えつつゆっくりと下り坂を歩いていきましょう。
  • 山道は石や木の根が多いため、足元をしっかり見ながら歩くことが重要です。石畳や木道は足元が滑りやすくなるため、足元に注意して慎重に歩きましょう。前日が雨などで山道がぬかるんでる場合もありますので、滑りやすい泥やぬかるみなどを避けつつ、硬い土や舗装のしっかりされた部分を歩きましょう。
ありひ

無理したり油断して歩いてしまうと、思わぬケガになっちゃうんだね。

山道は足場が不安定だから、足元に気をつけなきゃ!

つむ

休憩のポイント

  • 休憩を細かく挟み、こまめに水分補給をしましょう。特に気温が高い日は熱中症や脱水症状などの危険もありますので休憩し水分をとりましょう。また山道でのハイキングは思った以上に汗をかくため、こまめな休憩と水分補給を心がけましょう。
  • 途中の茶屋やベンチで適度に休憩を挟んでいきましょう。適度な休憩を入れることで疲れを軽減し、楽しくハイキングを続けられます。決して無理をせず、疲れたら休むことが大切です。

吉野山桜は雨でも見られる?

吉野山の桜は雨の日でも美しく鑑賞できます。

ただし、雨の日は足元が滑りやすくなるため、雨天の際の装備には注意が必要です。

天気の状況をこまめに確認し、しっかりと準備していきましょう。

  • 防水性・撥水性の高いレインウェアやポンチョを必ず用意しましょう。
  • 水たまりやぬかるみが多くなるため、滑りにくい防水・撥水性の高い靴を履きましょう。
  • 折りたたみ傘も用意しておきましょう。ただし、風が強い日はレインウェアのほうが便利で安全なので状況の応じて使いましょう。
  • 替えの靴下やタオルなどを持参すると安心です。

雨の山や山道はいつもより足元や周囲注意することもありますが、雨の日ならではの見どころである、雨音からのしっとりとした雰囲気の桜は、晴れの日とは異なる美しさや心が落ち着く雰囲気や静けさが周りに流れています。観光する人も通常より少なく、ゆっくり桜並木や景観を楽しめるでしょう。

まとめ

吉野山の桜を楽しむには、適切な服装や靴を選び、自分の体力に合ったコースを選ぶことが大切です。

春先の気温差に対応できる重ね着やインナーを着ていき、散策コースに合わせた歩きやすい靴や必要な小物を準備し、ハイキングの基本や注意すべきことを押さえておけば、快適に桜の景色を楽しめるでしょう。

雨の日に行くときもそれに合わせた準備をしっかり行い、気をつけることをしっかりと意識していけば、晴れの日とはまた違った美しい桜並木を眺めることができます。

もうすぐ春がやってきます。今年の桜も楽しみですね!

引用:https://www.town.yoshino.nara.jp/index.html

ありひ

吉野山の千本桜がとても楽しみ!ちゃんと準備して桜を楽しもう!!

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