パリオリンピックの予選で堀米雄斗選手のところにTNSと書かれていました。
TNSってなに?どんなルール?
パリオリンピックからの新ルールなんだって!
この記事では、TNSについて詳しく解説いたします!
あわせて読みたい
【オリンピック】スケートボードのTNSって何?
TNSの意味は採点拒否制度
スケートボードのTNSは、パリオリンピックからの新ルールで、選手自身が採点を取り消す制度です。
スケートボードは、着地が失敗したら0点ですが、成功したら点数をつけられてしまいます。
点数をつけられてしまったら同じトリックができなくなります。
例えば、
- うまくいかなかった
- いい点数が付かなそう
- もう一度挑戦したら高得点が出そう
という時に利用されており、海外選手も多用されていました。
TNSを利用する例
一回転しようって思って飛んだけど半回転で着地したから50点くらいかも…TNSで採点拒否してもう一度挑戦しよう!
手でばつ印を表現(TNSのサイン)
もう一度一回転を挑戦して90点獲得できた!
TNSを使うメリット
そもそもですがTNSを使う場面は、ベストトリック方式の時です。
ベストトリック方式とは
- トリックを5本披露
- 1本ずつ採点されていく
- 5本の中で高ポイントの2本が得点に加算される
5本中3本が0点でも、2本が90点とかだったら超高得点なんです。
だから、高得点を狙うトリックが失敗したら、別のトリックを使うよりも採点拒否(TNS)してもう一度挑戦するほうがいいんですね。
TNSの注意点
- TNSを利用したら0点になってしまう
- 5回のうちの1回にカウントされる
- 再挑戦とかはできない
堀米雄斗選手は、パリオリンピックの予選でTNSを利用して同じトリックに挑戦されました。
しかし、完全なパフォーマンスはできず。
ここでTNSを利用したら2回0点になってしまうので、2回連続では利用せずに70点代をもらっていました。
残り回数や総得点数によってTNSを利用するか、減点された得点をもらうのがを決めないといけません。
まとめ
- TNSとは選手自身が採点を拒否する制度
- パリオリンピックからの新ルール
- ベストトリック方式の時に利用できる
- 利用すれば0点になるので使い時が重要
スケートボードのルールや採点基準が謎だと思っていましたが、ルールを理解すればさらに観戦が楽しくなりますね!