「モアナと伝説の海」で母なる大地として存在するテフィティ。
壮大で美しいよね。どこの島がモデルになってるんだろう?
モアナはどこが舞台になって作られたのかも気になるね。
モアナの世界がとても美しいので、舞台設定やモデルになった島がどこなのか気になりますよね。
そこでこの記事では、「モアナと伝説の海」に登場するテフィティ島やモアナの舞台について調査しました。
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モアナのテフィティ島のモデルは?
「モアナと伝説の海」で登場するテフィティ島のモデルはフアヒネ島です。
フアヒネ島
- ポリネシアにあるフランス領土の島
- タヒチ島の北西175 kmに位置する
- 人口5999人、面積74.8km²
- 北のフアヒネ・ヌイ島と、南のフアヒネ・イティとに分かれており、砂州でつながっている
フアヒネ島は先祖の文化が色濃く残っており「ポリネシアらしい島」として知られています。
秘話や伝説が語り継がれており、ガイドがスポットごとに解説してくれるツアーがあるほど。
ディズニー社もポリネシア文化をリサーチするにあたってたくさんお話を聞かれていそうですね。
ダイビングやカヤックなどの海のアクティビティだけでなく、古代文明の考古学的遺物を探検する山のアクティビティもたくさんあります。
日本からの直行便はないのでタヒチからの移動にはなりますが、一度は行ってみたいですね。
モアナの舞台はどこ?
「モアナと伝説の海」の舞台はポリネシアです。
ポリネシア
- ポリネシアはギリシャ語のポリ(多くの)とネソス(島)から「多くの島々」を意味する
- オセアニアの海洋部の分類の一つ
- ミッドウェー諸島(北西ハワイ諸島内)・アオテアロア(ニュージーランドのマオリ語名)・ラパ・ヌイ(イースター島)を結んだ三角形(ポリネシアン・トライアングル)の中にある諸島
- 2017年時点で人口約700万人
監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツは5年間ポリネシア文化をリサーチして生まれた作品なんです。
モアナの国、モトゥヌイ島のモデルは?
モアナが暮らしているモトゥヌイ島のモデルはありません。
理由は、ポリネシアの人たちに親近感を持ってもらうためです。
あえてモデルを作らず、実在の島を連想させない名前を考案されました。
ハワイがモデルになっていると思われがちですが、ハワイはポリネシアの一つです。
ハワイだけがモデルというわけではありません。
モアナのモデルになった民族は?
モアナのモデルになった民族は公表されていませんが、ニュージーランドの先住民「マオリ族」がモデルになっていると感じられる点が複数あります。
マオリ族と関連する点
- モアナはマオリ語で海
- ヘイヘイ(ニワトリ)はマオリ語でニワトリ
- 神話マウイが釣り上げた島の中で一番大きいのがニュージーランドの北島(モトゥヌイ島は大きな島という意味)
マオリ族を思い起こす部分もありますが、他の民族がモデルになっている点もあります。
モトゥヌイ島の女性が身にまとう衣装はバヌアツの女性をモデルにされており、モアナが村の儀式つけていた赤い髪飾飾りはサモアの少女が儀式で身につける飾りをモデルにされています。
つまり、特定の民族を表しているのではなく、ポリネシアの複数の文化を取り入れて作られているんですね。
まとめ
- テフィティ島のモデルはフアヒネ島
- モアナの舞台はポリネシア
- モアナが暮らしているモトゥヌイ島のモデルはない
- モデルになった民族は公表されていませんが、ニュージーランドの先住民「マオリ族」がモデルになっていると感じられる点が複数あります。
ここまでポリネシア文化をイメージして作られていたことを知って驚きました。
マウイもポリネシア神話の登場人物だったなんて…
色々な方面からインスピレーションを受けてこんなに面白い作品を作れるなんてさすがディズニーですね。