2025年冬ドラマの「クジャクのダンス、誰が見た?」
第2話のあらすじと考察をまとめました。
目次
【クジャクのダンス、誰が見た?】2話あらすじネタバレ内容
刑務所の中の友也
上司の家を放火しした罪で逮捕された遠藤友也(成田凌)。
友也の心中
光を探したい。
けれど、俺はこれからもずっと、死刑を待つ男の、息子だ。
松風と小麦が神井のもとへ
松風義輝(松山ケンイチ)と山下小麦(広瀬すず)が記者の神井孝(磯村勇斗)にある件について聞く。
小麦は、父・山下春生(リリー・フランキー)の本当の娘ではないという件だ。
松風は神井にその根拠を聞くが、神井はただの勘であると言う。
そして、神井は小麦に対しある取引を持ちかける。
神井は小麦に言った取引
今の気持ちは語ってくれれば、その対価に教えてあげますよ。
あなたのお父様の秘密を。
た〜くさんありますよ。
その言葉を聞き、動揺する小麦。
松風は小麦に事務所でバイトすることを提案する
松風は、別れ際、小麦に事務所でバイトすることを提案する。
「勝手に動かれても困る」という理由だった。
即答で、承諾する小麦
小麦は赤沢の自宅へ
小麦は、父・春生の同僚であった赤沢正(藤本隆宏)の自宅へ行く。
そして、父・春生の遺言である例の手紙を赤沢に見せる。
しかし、手紙を読んでも、友也が犯人であると言い切る赤沢。
脅されて書いた可能性が高いと小麦に伝える。
事件の数日前、新宿の喫茶店で、友也が春生を恫喝している様子を部下が目撃しているのだと言う。
小麦と赤沢の会話
赤沢:いいか小麦ちゃん。
私がこの世で許せないのは、嘘をついて罪から逃れようとする犯罪者だ。
人を陥れることに罪悪感を感じない奴というのが、この世にはいるんだよ。
小麦:それでも、私は父を信じます。
父は、恫喝されて犯罪者の肩を持つほど、弱い人間ではありません。
松風は友也のもとへ
ノートにやってほしいことを書いたから、それを見て欲しい。
こんなことが書かれていた。
- 友也の父・遠藤力郎(酒向芳)と面会
- 神井記者と連絡を取り、あなた(松風)を弁護人にしていいか聞く
- 神井さんへ。この人が信頼できそうなら、あの資料を渡してください。
ノートを読み、考える松風
なぜ、友也と神井は繋がっているんだ?
すべてを知るためには、重要な鍵を握っている友也の弁護人にならなければいけない。
しかし、神井に連絡を取るのは嫌。
結局、小麦にも後押しされ、神井に連絡をする。
連絡を受けた神井は「俺は地獄に落ちても、真実が知りたいだけだ」と言いながら松風の事務所へ向かう。
友也の父・力郎は冤罪?
22年前の東賀山事件の当時の様子。
事件直後、友也は、事件のニュースを見たか、父・力郎に尋ねる。
父・力郎は答える
見たっていうか、あれは俺が通報したんだ。
いつもの通り、庭の手入れに行ったら、ひどい有り様でよ。
そしたら、警察にいろいろ聞かれてよ。
すると、次の日からは、自宅にマスコミが殺到した。
記事にも、あることないことたくさん書かれた。
そして、数日後、父・力郎は強盗殺人で逮捕された。
友也の思い
友也は大人になり、働いていた工場を22年前の事件の犯人の息子であるという理由で解雇される。
友也は、その上司を恨み、上司の家に火をつけた。
逮捕された。
その取り調べはひどいものだった。
やっていない罪までも押し付けられ、自白を強要させられた。
その時、友也は理解した。親父のことを。
きっと、父はやっていない。
罪を犯していない。
ただ、疲れたんだ。
親父、悔しかったよなぁ。
22年前の親父の様子を理解した友也は涙を流す。
神井が松風の待つ事務所へ
友也から渡されたノートを読んだ神井はこの状況を楽しむ。
そして、松風に依頼した人間は誰なのか、なぜ、小麦を雇っているのか、松風と小麦の関係性はなんなのか。
質問するが、松風は答えない。
すると、神井はある封筒を持って、小麦のもとへ。
神井が小麦に迫る
この封筒は、あなたへのプレゼントだ。
受け取るかどうかは、自分で決めて欲しい。
この中には、あなたに関する重要な情報が入っている。
封筒の中身は、小麦の伯母・木村夏海(原日出子)と小麦は、血が繋がっていないことを証明する書類だった。
それは、つまり、同時に父・春生と小麦は血が繋がっていないことを証明する書類でもあった。
困惑する小麦。考える松風。
小麦の正体は?
父・春生と血が繋がっていない事実を突きつけられた小麦。
さらに、信じられない事実を神井から聞かされる。
神井が考える小麦の正体
小麦は、山下春生の娘ではない。
そこで気になったのは、東賀山事件で唯一生き残った当時0歳の林川歌さん。
その子と小麦が同年代なのは、単なる偶然ですかね。
【クジャクのダンス、誰が見た?】2話考察感想まとめ
父・力郎は本当に冤罪!?
結論、友也の父・力郎は冤罪であると考察できます。
理由は、3つです。
- 東賀山事件の一家6人の殺害方法
- 当時のマスコミと警察の描写
- 逮捕された時の表情
1つ目の殺害方法についてです。
一家6人が殺害されたあと、手足を縛られて階段の手すりに吊るされています。
かなりの恨みと殺意がなければ、この殺し方と扱い方は考えられません。
父・力郎が、林川家に恨みを抱くシーンは全くありません。
さらに、父・力郎が逮捕された罪は「強盗殺人です」
お金が目的ならば、殺害後に、手足を縛って階段に吊るすなどという時間のかかることはしないでしょう。
2つ目は、マスコミと警察の描写です。
あることないこと関係なく記事を書き、まるで、父・力郎が犯人であることを前提に取材を行っています。
唯一、家に招いた記者が書いた記事は、「第1発見者、被害宅から物を盗む」というものでした。
もし、その記事が、父・力郎の逮捕容疑を繋がっていたら、、?
警察の取り調べも同様です。
友也の取り調べのシーンから分かるように、自白を強要させたと考えられます。
3つ目は、逮捕された時、最後に友也が父・力郎をお父さんと呼ぶシーンです。
友也に呼ばれた父・力郎の表情を見てください。
あれは、犯罪者のする表情、息子になにかを隠している表情ではないことは明らかです。
友也が山下春生を恫喝!?
小麦が赤沢の自宅へ行った際のシーンです。
赤沢は、手紙は父・春生が友也に脅されて書いたのだと主張しました。
その根拠に、事件の数日前に友也が山下春生を恫喝しているシーンが新宿の喫茶店で目撃されたと説明しています。
しかし、この構図っておかしくありませんか?
- 恫喝するなら、絶対に場所は喫茶店ではない方が良いですよね?
- なぜ、父・春生が友也に恫喝される立場なのでしょう?
- そもそも、22年前の事件で捕まえた犯人の息子とカフェで会っていること自体、異常な状況ですよね?
私は、山下春生が、友也に話があったのだと思います。
22年前の父・力郎逮捕についての事実、、、など。
私は、山下春生が、友也に父・力郎は無罪だったことを説明し、謝罪したのだと考察します。
それを聞いた友也が怒った場面を赤沢の部下は目撃したのではないでしょうか?
そして、それを聞いて許せなかった友也は山下春生を殺した。
しかし、自分に非があると思っている山下春生は、友也が罪に問われないためにあの手紙を残した。
私は、そのように考察します。
みなさんは、どう思いますか?
まとめ
少しずつ、真実に近づいている感じもしますが、遠くなっている気もします。
父・力郎と友也は、22年前の事件の加害者なのか?
それとも被害者なのか?
小麦の正体はなんなのか?
小麦が、事件で生き残った子だとしたら、なぜ、山下春生が引き取って実の娘として育てたのか。
個人的には、あのラーメン屋の店主もかなり臭います。
1話で、山下春生から預かった手紙を小麦に渡すシーン。
唇が震えていました。
このドラマ、まとめられません。
それではまた、第3話の考察でお会いしましょう。