日曜の夜といえば『世界の果てまでイッテQ!』。

(引用:TVer)
むかしは家族みんなで大笑いしていた国民的人気番組です!
しかし、最近では「つまらなくなった」「飽きた」という声をよく聞くようになりました。
いったい、長年愛されてきたこの人気番組に何が起きているのでしょうか?
この記事でわかること
- イッテQがつまらないと言われている主な理由
- 「気持ち悪い」と評される演出の問題点
- かつての人気を支えたイッテQの魅力と面白さ
- 驚異の20%超え!全盛期の視聴率記録
- 今の視聴率はどうなの?復活できる?
目次
イッテQがつまらなくなった?飽きたし面白くないと言われる理由
かつては子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめた超人気番組イッテQ。
でも最近はSNSでも「もう面白くない」「見なくなっちゃった」という声をよく見かけます。
どうしてこんな風になっちゃったんでしょうか?
イッテQがつまらなくなった?飽きたし面白くないと言われる理由
- マンネリ化と新鮮味の喪失
- 出演者の新陳代謝不足
- 視聴者の価値観の変化
マンネリ化と新鮮味の喪失
長い間放送されている番組なので、だんだん企画が同じパターンの繰り返しになってきました。
最初は「えっ!そんなことするの?」と驚いたような企画も、何度も見ているうちに「あぁ、またいつものやつ」という感じになってしまったんです。
例えば「温泉同好会」は昔はすごく人気があったけど、今では「毎回同じような展開」で新鮮さがなくなったと言われています。
予想できちゃう展開では、見ている側のワクワク感も薄れてしまいますよね。
出演者の新陳代謝不足
むかしイッテQを盛り上げていたベッキーさん、手越祐也さんなどはそれぞれの理由で番組を去りました。
新しいメンバーも頑張っていますが、昔のような「この人のために見る!」という存在が少なくなってしまったのも大きいみたい。
新しいファンを増やすには、新しいスター的な存在が必要かもしれませんね。
視聴者の価値観の変化
私たちの社会の考え方はどんどん変わっています。
10年前は笑えたネタでも、今見ると「うーん...どうかな」と感じることが増えているみたい。
特に「温泉同好会」での女性タレントへの厳しいチャレンジや、いとうあさこさんを「ババア」と呼ぶナレーションには「ハラスメントじゃないの?」という声も上がっています。
あるテレビスタッフは「2007年から始まって18年も経って、今の時代には合わない演出になってきているのも事実です」と語っています。

時代とともに私たちの感じ方も変わってきているんですね。
イッテQが気持ち悪いと言われる理由
「気持ち悪い」と言われることもあるイッテQの演出。
「過剰な食レポと視覚的な刺激」と「過剰なリアクションとやらせ感」が人によっては気持ち悪いと感じるようです。
過剰な食レポと視覚的な刺激
巨大な虫を食べたり、珍しい生き物を口にしたりするシーンがあります。
インパクトはあるけど「ちょっと見ていられないかも...」と感じる人も少なくないようです。
視聴者からは「見た目の刺激が強すぎる」という意見が増えています。
出演者が吐いてしまうシーンまで「キラキラ」エフェクトをつけて放送することに「ちょっと不快...」という声も。
笑いのツボが今の視聴者と合わなくなっている部分があるのかもしれませんね。
過剰なリアクションとやらせ感
芸能人の大きなリアクションが、視聴者には作られた感じがして白けることがあるみたい。
視聴者は本物の反応や共感できる瞬間を求めているのに、演出が目立ちすぎると「やらせっぽい」と感じてしまうことがあります。
本当の驚きより「演技っぽさ」が強く感じられると、せっかくの企画も魅力が半減してしまいますね。
イッテQは何が面白い?
批判の声がある一方で、イッテQが長年愛されてきた理由としては、「壮大なコンセプト」と「挑戦的な姿勢」があります!
壮大なコンセプト
イッテQの最高の魅力は、「世界の果てまで」という壮大な旅と挑戦です。
自分では絶対に行けないような場所や、体験できないことをテレビを通して疑似体験できる、それがすごく価値あることだったんです。
特に「イッテQ登山部」はバラエティなのにドキュメンタリーのような感動があって、多くの視聴者の心をつかみました。
イモトアヤコさんがエベレストに挑戦した企画は本当に印象的でした。

テレビの前で思わず「がんばれー!」って応援しちゃいました。
日本のバラエティ番組の中でも特に素晴らしい内容だったよね。

「何でもやってみよう」という挑戦的な姿勢
イッテQの「面白いことのためなら何でもやってみる!」という精神は、多くの視聴者を引きつけました。
イモトアヤコさんの「珍獣ハンター」をはじめ、芸能人が自分の限界に挑戦する姿は、見ている私たちにも勇気や感動を与えてくれました。
普通の人なら「絶対やだ」と思うようなことに挑戦して、「本当にやるの?」というドキドキ感と、その先にある感動が魅力だったんです。
イッテQの全盛期の視聴率は?
イッテQが一番人気だったときは、視聴率が20%を超えていたようです!
驚異の20%超え
イッテQは日曜の夜8時台という超激戦区で、他の番組を圧倒するほどの強さがありました。
全盛期には「日本のテレビ文化に貢献した」と言われるほどの人気番組だったんです。
特に2010年2月21日と2017年2月12日には、なんと視聴率22.6%という驚きの数字を記録しています。
これは日本人の5人に1人以上が見ていたってことになります!
今のYouTubeやSNSの時代を考えると、本当にすごい数字ですよね。
全盛期の視聴率推移
2010年から2017年頃は、多くの家で「日曜の夜はイッテQを見る」という習慣ができるほどの人気でした。
この時期は平均して17〜20%もの視聴率を維持していたそうです。
年 | 平均視聴率(推定) |
---|---|
2010年頃 | 約18〜20% |
2013年頃 | 約19〜21% |
2016年頃 | 約17〜19% |
イッテQは視聴率が低下した?
一方、最近ではイッテQの視聴率が低下していることも事実です。
近年の視聴率低下の実態
残念ながら、最近のイッテQの視聴率は全盛期の半分くらいにまで下がっています。
2022年のお正月特番では9.6%まで落ち込み、テレビ業界に大きなショックを与えたそうです。
2024年の放送を見ても、9〜10%台が多く、全盛期と比べるとかなり低くなっていることがわかります。
放送日 | 視聴率 |
---|---|
2022年正月特番 | 9.6% |
2024年9月の放送 | 9.6% |
2024年9月のSP | 10.5% |
視聴率回復への取り組み
でも希望はあります!
2024年10月に元メンバーの手越祐也さんが復帰した回は視聴率14%を記録。
これはパリオリンピック開会式と同じくらいの注目度だったんだとか。
イッテQは『新メンバー発掘プロジェクト』など、視聴率を回復させるためにいろんな取り組みをしています。
視聴者が「また見たい!」と思えるような魅力的な番組に戻れる可能性はまだまだありそうです。
まとめ
長年日本のお茶の間を楽しませてきた『世界の果てまでイッテQ!』ですが、今はちょっと難しい時期を迎えています。
コロナで海外ロケができなくなったこと、内容がマンネリ化したこと、人気出演者がいなくなったことなど、いろんな理由で視聴率が下がってしまいました。
まとめ
- コロナで海外ロケができなくなって、一番の魅力が失われてしまった
- 企画がパターン化して、新鮮さがなくなってしまった
- イモトアヤコさんや手越祐也さんなど人気メンバーがいなくなった
- 昔は笑えた演出が、今の価値観だと合わないと感じられるようになった
- 「祭り企画」のやらせ疑惑で信頼を失ってしまった
ただし、イッテQは日本のテレビの歴史に大きな足跡を残した素晴らしい番組です。
今は苦戦しているけれど、きっと時代に合わせた新しい魅力を見つけて、また多くの視聴者を楽しませてくれるはず。
日曜の夜、また家族みんなでイッテQを見て盛り上がれる日が来ることを楽しみにしていましょう!