コンサートスタッフってライブ見れたり、アーティストに会えたりするの?
ライブを見たこともあるし、アーティストに挨拶されたこともあるよ!
コンサートスタッフのバイトって、キラキラしてそうな反面、やばいという口コミもチラホラ…
実際のところどうなの?
と、リアルな口コミが知りたいですよね。
私は友達がコンサートスタッフのチーフをしていたので紹介してもらって、何度かバイトに入りました。
この記事では、私が実際に入ったバイトでの体験談をお伝えします。
この記事でわかること
- コンサートスタッフはライブを見れる
- バイトでもアーティストに会える
- 好きなアーティストでもシフトを入れられる
- コンサートスタッフの仕事概要
目次
コンサートスタッフはライブを見れる?
コンサートスタッフと言っても、仕事内容によってライブが見れるか変わります。
ライブを見れるか
- 会場内の警備ならライブを見れる
- チケットもぎりは見れないことが多い
- グッズ販売は絶対見れない
会場内の警備ならライブを見れる
会場内の警備だったら、ライブ中も会場内にいるので見れます。
私はKinKi Kidsのライブをバイトで見ることができました!
ただ、ガッツリ見ることはできないし、交代の時間があるので最後まで見ることはできなかったです。
MCとか聞こえてくるけど、周りにチーフがいるので見にくかった…
チーフとはインカムをつけている社員またはバイトのこと。
会場で見れた時の1日の流れはだいたいこんな感じ。
ライブが見れた時の仕事の流れ
14:00 集合・仕事説明
着替えを済ませて1日の流れの説明を聞く。
15:30 会場案内
お客様の席番号を確認して、座席の案内をする。
17:00 会場内警備(ライブ見れる)
途中入場やトイレで出入りするお客様に対して、足元を懐中電灯で照らしながら案内する。
18:00 夕食
お弁当が支給されるので、途中で夕食の時間あり。
19:00 出口案内
会場内のお客様を空いている出口に誘導した後、外でお客様の見送りをする。
21:00 解散
持ち場の仕事が終わった人から解散。
ライブが始まる17:00から交代になる18:00までライブを見ることができました。
18:00から交代した人はラストまでライブを見れていると思うと羨ましかった…
会場内警備と言ってもほとんど立っているだけで、お客様の出入りがあった時くらいしか動きません。
困ったことがあれば周りにチーフがいるので安心です。
しかし、常にチーフがバイトを見張っているのでライブを凝視することはできませんでした。
チケットもぎりは見れないことが多い
私の初バイトはチケットもぎりだったのでライブを見れませんでした。
ももクロだったから見たかった〜
チケットもぎりをした時の1日の流れはこんな感じ。
チケットもぎりの時の仕事の流れ
14:00 集合・仕事説明
着替えを済ませて1日の流れの説明を聞く。
15:00 チケットもぎり
手荷物の確認をしてチケットをもぎる。
16:30 雑用
バックステージでもぎったチケットの半券の枚数を数えたり、花束を移動させたりする。
18:00 夕食
お弁当が支給されるので、途中で夕食の時間あり。
19:00 出口案内
会場の外でお客様のお見送り。
21:00 解散
持ち場の仕事が終わった人から解散。
チケットもぎりの仕事でも、タイミングが良ければ別の仕事を任されることがあります。
ライブが始まったら雑用をさせられるのですが、雑用の内容によってはライブを見たりアーティストに会えることもあります。
私はバックヤードでの雑用を任されたことでアーティストに会えました!
グッズ販売は絶対見れない
私はグッズ販売をしたことがないのですが、ずっと外にいるので見れません。
友達が同じ会社のコンサートスタッフをしていたのですが、会場案内ではなくグッズ販売で応募したので、仕事内容が全く違いました。
ライブは見れないけど、好きなアーティストのグッズ販売をするのは楽しいと言っていました!
自分の推しのグッズが売れ残るのは辛かったそうです(笑)
コンサートスタッフはアーティストに会える?
私が実際に会ったアーティストは矢沢永吉さんです。
その日は、たまたま私を含めて3人のバイトが呼び出されて、バックヤードで演者の衣装を乾かす仕事を任されました。
私がバックヤードにいたら、その場を矢沢永吉さんが通り過ぎて「お疲れ」と声をかけてくれたんです。
私のようなバイトにも声をかけてくれるなんて人柄も素敵ですよね。
言い方も含めてめちゃくちゃイケメンでした!
声を掛けてもらった後、CMとかで見るたびに興奮していました(笑)
私の友達はチーフだったので、KARAを楽屋に呼びに行く仕事もしていました。
チーフになれば、バイトでも結構アーティストに会えます。
友達は1年くらいでチーフになったと言ってました。
たくさんバイトに入って、周りを見て動けているところを社員やチーフに認められたら声をかけてもらえます!
イベントスタッフは好きなアーティストでも入れる?
イベントスタッフは、好きなアーティストの時でもシフトを入れることができます。
人手が足りていなければ入れるし、充足していたら入れないというだけです。
人手が足りない時に好きなアーティストだから入れないなんてしてたら人手不足になっちゃいます。
また、1つのライブにものすごい人数のバイトが入っているので、誰がどのアーティストを好きかとかは分かりません。
例えば、好きなアーティストのライブ1日目はバイトに入って、2日目はお客様として観覧していてもほとんどの場合気づかれません!
大多数のバイトは名前を覚えられていないので、数字のバッチを付けられていました。
指示がある時は名前ではなく番号で呼ばれます。
一緒に入っている人の名前を知らないし、顔も覚えていません。
仮に顔を覚えられていて「昨日バイトにいてた人だ」って思われたとしても、声をかけられたりしないんで大丈夫です。
好きなアーティストのライブこそ、ガンガンバイトを入れるべきです!
コンサートスタッフの仕事内容(バイト)
コンサートスタッフのバイトの仕事内容について詳しくお伝えします。
コンサートスタッフの時給相場
コンサートスタッフの時給相場は1,100円です。
東京都の最低賃金が1,113円なので、最低賃金の企業も多いです。
搬入・搬出の仕事内容であれば1,400円という高額案件もありました。
搬入・搬出ではライブを見れないし力仕事になるので気をつけてください。
ちなみに、私が実際に働いていたワントゥワンは2024年5月時点で1,100円でした。
仕事の種類と内容
コンサートスタッフの仕事の種類は、
- グッズ販売
- 案内や誘導
- 搬入や搬出
など多岐に渡ります。
応募の段階で分けられるので、やりたい業種に応募しないといけませんでした。
ライブを見たりアーティストに会いたいなら案内や誘導を選ぶといいですよ!
搬入や搬出は男性が多くて、帰りも結構遅かったです。
メリット
メリット
- ライブを見れる
- シフトの融通がきく
- 責任が少ない
- 頑張りが認められることもある
1番のメリットはやっぱりライブが見れる上にお金がもらえることですよね。
正直、それだけでもやってよかったって思えるしまたやりたいって思えるメリットです。
シフトについて、私は保育科の学生だったので1ヶ月実習で入れなくても許されるところがありがたかったです。
許されるというか、入れる時に入れるだけなので、数ヶ月空いても問題なしでした。
私は、単発の派遣みたいな感覚で入ってました。
責任が少ないというのは、重大なミスをしてしまうようなポジションにバイトを配置しないし、困ったことがあればすぐ近くにチーフが立っていたからです。
名前を覚えられることもなく、数字で呼ばれるので、多少のミスはとやかく言われません。
そんな中でも頑張りが認められると感じた理由は、数字を覚えてもらったらやり甲斐のある仕事を与えらえるからです。
私はチケットもぎり中にお客様との会話を全力で頑張ったらバックヤードへ連れて行ってもらえました!
もちろん名前は覚えられていませんが…
チーフはバイトの動きを見ているので、頑張ったら特別な仕事を与えてもらえるようになります。
頑張っていたら、バイトでもチーフになれますよ!
デメリット
デメリット
- シフトをたくさん入れられない
- 仕事内容を選べない
- 髪色の規定がある
- バイトへの扱いはひどい
コンサートスタッフはコンサートをしている日しかシフトを入れられません。
基本は土日になるし、閑散期はシフトを希望しても充足していたら入れません。
また、シフトを入れてもらえても、出勤するまで仕事内容はわかりません。
行ったら仕事内容を説明されて指示を待つという流れです。
「このライブは中で観たい」って思ってても、会場内に入れないことは多々あります。
髪色については、明るさレベル7までだったらOKという明確な規定がありました。
バイトへの扱いについては、数字で呼ばれるのがちょっと辛かったです。
ひどいことを言われるとかはなかったんですが、「46番と50番で風船割って片付けて」というような指示出しをされます。
バイトが多すぎるから仕方ないし、お客様に名前を開示せずに済むのは良いのですが…
寂しさはありますよね。
私語には厳しいので、喋ってるところを見られたら怒られますよ〜
まとめ
コンサートスタッフについて、
- 会場内の警備ならライブを見れる
- チケットもぎりは見れないことが多い
- グッズ販売は絶対見れない
- アーティストに会えることもある
- 好きなアーティストのライブでもシフトを入れられる
コンサートスタッフは立ちっぱなしだし大変なこともあります。
でも、ライブを見たり裏側を知ったり、他のバイトにはない楽しさがありました。
今は子どもが小さいのでできませんが、またやりたいなぁといつも思っています。
難しい仕事内容はなかったので、軽い気持ちで初めてみてもいいと思いますよ。